新しいお話をしらっとアップしました。
今回はちょっと肩の力を抜いたようなというか、軽めで短めだと思いますが、これは最初の場面だけ後先考えずスケッチみたいに書いてあって、もう何年も放ってありました。
それで今回、いつまでも放っておくのもどうかと思い、お話を膨らませました。ただ、本当に筋とか何も考えずに、ただ車で男と女が橋を渡っている場面だけを書いて、そのまま放置してあったので、登場人物の属性をどうするかというところから始めなければならず、書き始めるまでなかなかエンジンがかかりませんでした。
とはいえ、いつものことではあるのですが、ある程度お話を作ったら、書くのはあんがいスムーズです。基本的に自分の書き方は、他の人はどうかわかりませんが、お話さえ作ってしまえば、あとは頭の中にある場面を文章でトレースしていくだけなので、あらすじができた時点で七割くらいはもうできているようなものです。しかも、そのあらすじというのも、そうとういい加減なもので、バレット式というか、チャプターをいくつか作り、その中の出来事を箇条書きで羅列して、前後で入れ替えたり、付け加えたり削ったり、そういうふうに整えていき、全体をまとめるやり方で、ざっくりいうと、一つの木の塊をノミなどで削って像にしていく、という感じかもしれません。少なくとも、骨組みみたいなものを組み立て、それに、粘土の塊をいくつかあちこちにくっつけていってヘラで整えて……みたいなやり方ではありません。
ちなみにここまでの段階は基本的に相変わらずノートにペンや鉛筆の手書きです。で、ある程度できたら、コンピュータで打ち込んでいきます。しかし最近は、タイプが面倒くさい時もあり、そういう時は音声入力です。
ただ、ひとりでコンピュータに向かって文章を喋っている姿というのは、第三者的視点を想像すると、かなり滑稽で、絶対に人には見せられない、とつくづく思います。しかもセクシャルな用語はたいてい後から人力で修正しなければならず、音声で入力することでどれくらい効率的になっているか甚だ疑問ではあります。
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