不細工な金魚を飼っているのですが、ときどき、ボーと奴らを眺めていると妙に和みます。
「早く餌くれ」という感じで口をパクパクさせながら、狭い水の中をウロウロしている様子を、水槽の前に座って見ていると、ついつい時間が経つのを忘れてしまいます。
疲れているときなんかは、「こいつら、何考えてんのかなあ」と思いながら、たまに水槽をコツコツと叩いてみたりして、無言のコミュニケーションを築きます。
ほんとうは小さな犬が飼えると良いのだけれど(自分は猫より犬派)、世話ができないし、ペットは死んだときの喪失感がシャレにならないので、いまのところは金魚で我慢です。
金魚も死ねば寂しいですが、犬に比べたらまだマシです。
犬は、死ぬと本当に心にポッカリと穴が開いてしまうので、辛いです。
世の中には深刻なペットロス症候群に悩まされている人がいるようですが、自分も以前に亡くしているので、気持ちは痛いほどわかります。
べつに「血統書付きだから」とか「不細工な雑種だから」とか、犬の種類は関係ありません。
うちは雑種だったけれど、かわいがっていた子が死んでしまったときのあの喪失感は、結構ジワジワとボディブローのように効いてきて、ふとした瞬間に胸が締め付けられ、「新しく飼いたいけれど、また先に死ぬことはほぼ確実なので、飼えない」状態になってしまいます。
看取るのは、本当に辛いです。
その点、金魚はまだダメージが少ないです。
そのぶん、連中は犬や猫みたいに愛想は振りまかないけれど、長く飼っていると、それなりに愛情みたいなものが湧きます。
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