なんとなくこの頃は、もう中途半端なレベルの有名人はネットでブログだのツイッターだのあまりやらない方が良いんじゃないか? という気すらしてきます。
まあ有名人といっても、レディガガとかブリトニーとかワールドワイドでスーパーなレベルの有名人なら、別に関係ない話でしょうが、もしも自分が「知らない人は全然知らないだろうけれど、知っている人なら知っている」という中途半端なレベルの、ジャンル限定のようなタイプの有名人だったら、たぶんやらないと思います。
名のある人がwebを使うメリットとデメリットを天秤にかけて考えてみた場合、最近はデメリットの方が多いように感じられてならないからです。
もちろん全くメリットがないわけではないし、有名な人がどこからも誰からも検閲されずに自分の言葉で好きなように語れるという面では、むしろメリットはあると思うのですが、逆に言うと、何でも自由に発信できてしまうから、有名人は一般人以上に発言に気をつけないとマズいし、かといって毒にも薬にもならないようなことを白々しく語るだけなら、わざわざブログやツイッターなどやる必要はないだろうし、そう考えていくと、もっともそんな心配は全く無用なのですが、自分が有名人なら多分やらないな、という結論に辿り着きます。
とくに最近はツイッターが危険な気がします。
推敲もせずポンポンと剥き出しの言葉をwebへ投げるのは、確かに気軽で気持のよいことかもしれませんが、そういう風に気軽であればあるほど変なトラブルを引き込んでしまう可能性も高くなりそうな気がします。
適当に遊んでいるだけなら何の問題もないですし、一般人なら、もし拗れたとしても、さっさとIDを消してやり直せば良さそうですが、名のある人だとそうもいかないでしょうし、ブログならコメントなどを事務所の関係者やブログサービスの中の人が検閲したりして、ある程度コントロール可能でしょうが、ツイッターはそのまま流れて簡単に拡散してしまいます。
というかもともと個人的には、有名人のブログなどで寄せられるコメントの管理などに誰か別人が手を出すくらいなら、最初からやめておいたほうがいいんじゃないか? とは思っていますが。
なんというか、自分は好き勝手書いておいて、その反応はコントロールするなんて、ちょっとフェアじゃない気がするからです。
たとえば、有名人ブログにありがちなコメントの認証制というシステムも、あからさまな荒らしをふるい落とす為だけにそうしているのなら構わないと思うのですが、意見を選別するなら、最初からやめておけば? と思ってしまいます。
少し話がズレてしまいましたが、それでも、ある時期までは、有名人が個人の公式サイトやブログを持つことには、デメリットよりもメリットの方が確実に多かっただろう、とは思います。
有名人と一般人がダイレクトに繋がれる場所なんてネット上くらいしかないし、発信側にとっても自分の言葉でタイムラグもなく誰かに物事を伝えられるということは、メリット以外の何物でもありません。
しかし今はちょうど過度期というか、今後、何か大きな揺り戻しが始まっていくような、そんな感じがあります。
実際、海の向こうの一部のセレブの中には「もうやめた」と言ってツイッターとかを止めてしまった人も出始めているみたいですし。
インターネットを使うとしても、一流のアーティストなら、自分のファンクラブ向けのサイト内で会員だけに向けて日記を書くとか、いくらでも安全な他の方法がありそうですし、アスリート系だったら、そもそもそんなに一般人と交流する必要があまりなさそうですし。
まあ簡単に言うと、個人的には、有名人と一般人の間の壁は取っ払ったりしないほうが、たぶんトラブルは少なそう、と思うのです。
たとえば芸能人だったら、芸能レポーターとかワイドショーとかワンクッション置いたほうが、何かと便利そうというか、人気商売である以上は何をどうしようがどうせ何かしら理由を見つけられて叩かれるのだから、そういう負の場面を想定した場合、ダイレクトではないほうがダメージは少なく済みそうですし。
もっとも最終的には、有名人だろうが一般人だろうが、結局はセンスやスキルの問題だと思うので、うまくいく人はうまくいくし、うまくいかない人はうまくいかない、とそれだけのことのような気はしますが。
たとえばアルゴアとかダライラマのツイッターみたいに淡々とメッセージを発信していくだけなら、最高に使い勝手が良さそうなツールのような感じはしますし。
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