June 17, 2011

クラウド

最近よくネット関連の話題で耳にするのが「クラウド」という言葉で、要はデータをオンライン上の別のサーバに保存しておいて、いろいろなデバイスでいろいろな場所から自由にそのデータにアクセスできる、みたいな話だと思うのですが、自分もそれなりに使っています。
といっても、まかりまちがって流出してしまっても構わないような、どうでもいいメモ書きとかwebクリップみたいなものが殆どなのですが、考えてみればGメールみたいなwebメールも広義に解釈すればクラウドみたいなものかもしれないですし、Google Docとかもたぶんそうなので、それほど神経質にはなっていません。
グーグル関連以外でも、Evernoteとか、便利に使っています。

とくに今回の震災のように、もしも日常を直撃する被害を受けてしまい、自分のローカル環境が壊滅的状況になったとしても、クラウドにデータがあれば、いずれネット環境が復旧した時に、もう一度取り戻せるので、メリットは大きい気がします。
自分の場合、これまでに何度となく内蔵HDDのクラッシュを経験しているため、コンピュータというものを信用していないというか過信は禁物だと思っていますし、なのでデータのバックアップは基本的に外付けのハードドライブや別のマシンに丸ごと取っていますが、いざ震災となれば外付けも一緒にダメになると思うので、本当にどうしても大切な画像やドキュメントだけはDVDにも焼いたり、USBメモリに入れていつでも持ち出せるようにしています。

個人の娯楽用コンピュータに入っているデータでとくに失いたくないものって、たぶん音楽と写真だと思うのですが、どちらも容量が大きいので、厄介です。
自分の場合、計三カ所でほぼ同期させていますが、音楽と画像はクラウドを利用していないので、そのへんをどうにかしたいと思いつつも、ローカルから抜け出せていません。
音楽は金さえあればまたCDを買ったりDLしたりすればいいですが、想い出の写真等は失ったら二度ともう手には入れられないですし、難しい問題です。
一時期は有料のクラウドサービスを利用することも考えたことがあるのですが、自分の個人的な写真とかを他人の物理的にどこにあるのかさえよくわからないサーバに預けるのはやはり抵抗があって、「まあ、なくなったらなくなった時だ」と諦め、手を出していません。
そもそも何十GBとかのデータをオンラインで同期させるとなると、初期設定だけでめちゃくちゃ時間がかかりそうですし。
ちなみに、単なるテキストデータなら容量もたいしたことないので、気が向いたときに、流出しても問題ないようなものはグーグルに入れています。
アドレス帳なんかもなくなると困ると思うのですが、それに関しては、手帳に写してあったり携帯電話に入っていたり結構分散しているので、あまり神経質にはなっていません。
住所やメアドや電話番号なんかは、コアになる何人かさえわかっていれば、たいてい芋づる式に辿れそうですし。

ただ、クラウドについて考えるとき、決まって思うのは、これはデータを預ける相手がそれなりに信用できないと無理だな、ということです。
もっとも、どんなところでも、保存したデータを覗かれる可能性はゼロではないだろうけれど、一応は「覗き見はしない」という前提があってこそ成り立つサービスというか技術ですし、それでもこの世の中に「絶対」は存在しないので、まあ便利だから多少のリスクは仕方ないか、という感じなのですが、そうはいっても、サービスを提供している会社が日本やアメリカの会社ではなく、もしも中国だったら、絶対に「クラウド」という形態は成り立たないだろうな、と感じます。
なんというか、むしろ絶対に覗き見されるというか「検閲」が前提になりそうですから、全く信用できません。
たとえ個人ユースであっても信用がない限り、クラウドは絶対に成り立ちません。

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