April 11, 2012

偉い人

ドラマがシリーズ化され、主人公がじわじわと出世していくと、それに合わせて話がつまらなくなっていくパターンって案外多い気がします。
たとえば、ちょっと古いですが、「ホテル」。
赤川一平が一番下っ端のペーペーのベルボーイだった頃は面白かったのですが、どんどん出世していき、確か副支配人だかにまでなってしまって、イマイチになっていきました。

また、外国だと「アグリー・ベティ」。
これも、最初はめちゃくちゃ面白かったのですが、シーズンを重ねるにつれて、微妙にベティがそんなに”アグリー”でもなくなっていき、なぜかモテモテになり、しかもミードの中でも偉くなっていき、あれよあれよという間にめちゃくちゃつまらなくなっていきました。

やはり、ベタなサクセス・ストーリーみたいな物でもない限り、最初はペーペーだった奴がだんだん偉くなっていくというパターンは、つまらなくなっていく可能性が高い気がします。
最初がペーペーの設定なら、ずっとそのままでドタバタしているほうが、いつまでも面白さを保てるのではないか、と思います。
というか単純な反応として、ペーペーの頃を知っていると、偉くなった時に、どうしても「偉そうに」と思ってしまいがちです。

ベティなんか、最後のほうは、キャラの設定としてもともとベティが悪い子ではないことはわかっているのですが、それでも最初の頃を知っていると、いつのまにか男を取っ替え引っ替えするくらいモテモテで、いつのまにかバリパリのキャリア・ウーマンみたいになっていて、ついつい「ベティのくせに偉そうに」と思ってしまったものです。
もっとも個人的に、ベティの場合は、アマンダが出ていればそれで満足でしたし、途中からはデルコも出てきて、そのへんを楽しみに見ていたので、なんとか最後まで完走できました。

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