ちょっと前から巷の話題になっている学校での体罰。
しかし自分のことを思い返してみると、教師から体罰を受けたという記憶は一切ありません。
ビンタの一発すらされていません。
横着をした時に校長室に何人かで連行されて正座をさせられて叱られたとか、そういう記憶はありますが、そのときだって殴られたり蹴られたりということはありませんでした。
また、何かのペナルティで放課後に高校の周囲を掃除させられたり、そういうこともありましたが、やはり体罰はなかったです。
自分の場合、ずっと武道をやっていて、学校の部活にも入っていましたが、散々しごかれはしたものの、その部活でも体罰はありませんでした。
試合で負けて殴られたとか、一切記憶はありません。
ちんたらとダラけていたか何かの罰のような感じで「腹筋三百回」みたいなことはやらされた気がしますが、そういう練習のメニューを「体罰」と感じたことはありませんでした。
もともと腕立てだの腹筋だのは基本の練習メニューに含まれていて、日頃から「キツすぎだろ」とウンザリしていたので、ちょっとくらい回数が増えても「仕方ないな」という雰囲気でした。
自分は教育者ではないので、体罰の是非についてはわからないというか判断は下せません。
しかし、もしも自分が指導的立場だったら、と想像してみる場合、やるか、やらないか、と問われれば、やらないと思います。
それは、根本的な考え方として、「口で言ってわからない奴は、殴ってみたところでどうせわからない。そして、口で一度言ってやらない奴は、無理強いしたってどうせやらないだろう」と思っているからです。
スポーツの指導者でいうなら、個人的には元ドラゴンズの落合監督のやり方がベストだと思っています。
もっとも、先生と生徒という関係の場合、言うことを聞かず好き勝手やっている糞生意気な生徒には思わず手が出てしまう、そういうパターンなら、その気持はわからないでもないです。
しかし、それは教育ではありません。
単なる「ストレス発散」です。
自分が体罰というものをまったく経験せずに子供時代を終えたことは、ラッキーだっただけかもしれません。
それでも、おそらく体罰なんてものは、経験しなくて済むなら経験しなくていいことだと思うので、なるべくなら存在しない世の中のほうが良いと思います。
とはいえ、とかく密室的になりがちで、上下の縦の関係が絶対視されるスポーツの世界では、なかなか一掃は大変だろう、というところが実情のような気はします。
自分が武道系でありながら無縁だったのは、今思うと「たまたま」だったのかもしれません。
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