July 15, 2013

懸賞

もうずいぶん前のことになりますが、一時期、懸賞に応募することに凝っていて、しかもよく当たっていました。
思い出せるだけでも、Gショックとか商品券とか、けっこう高価なものが送られてきました。
懸賞の賞品って、忘れた頃に送られてくるので、ちょっと面白いです。
応募した当初は覚えていても、たいてい結果の発表は三ヶ月とか半年先とかなので、その頃にはもう送ったことを忘れてしまっていて、或る日、突然賞品が届いて、なんだこれ? と思ったりします。

でもこの頃は、もう全然応募はしていません。
どうせ当たらないだろう、と最初から諦めていたり、面倒臭かったりということもあるのですが、この頃は個人情報云々ということがあまりにもクローズアップされ過ぎているうえ、マーケティングという単語が露骨にチラチラして、余計な情報を何もこちらから提供することもないか、と感じるようになってしまったことが大きいです。
べつに懸賞で集められるようなこちらの個人情報なんて社会的には何の価値もないものですが、変な名簿に名を連ねてしまうことになったりすれば、鬱陶しいです。

尤も個人情報がどうのこうの以前に、懸賞から遠ざかったのは、この頃の懸賞はネットでの応募が多く、自分がよく送っていた葉書の頃と比べると多分劇的に応募者数が多そうなので、確率的に当選は相当難しいのではないか、と感じてしまったことがいちばんの要因のような気はします。
葉書で応募するのは、かなりの手間です。
まず葉書を買ってくることから始まり、表も裏も間違いがないように慎重に手書きで書き、それをまたポストへ投函しにいかなければなりません。
その点、ネットはポチっで終わりなので、手軽です。
そして手軽故に、葉書の頃よりも応募数が多そうで、いっそう当たる気がしなくなりました。

考えてみると、個人的な郵便なんて、全く利用していません。
義理だけで細々と継続している年賀状を別にすれば、葉書も封筒も縁がありません。
手紙なんて、全然書いた記憶がありません。
以前なら常備していた葉書や封筒や切手の買い置きも、もうありません。
手紙は完全にEメールに移行しています。
電子メールなら切手代も葉書や便箋や封筒代もかかりません。
そのうえ、送ったものも届いたものもサーバーやHDDが壊れない限り、なくなることはなく、いつまでも手許に残り、しかも検索を使えば一発で探し出せて便利です。
メールは手書きの手紙に比べて味気ないとか情緒がないとか、それはその通りだと思いますが、届いた紙物を取っておくのは結構大変です。

自分のポストに届く郵便も、宛名が手書きのものなど、まずありません。
郵便物なんて請求書や明細書の類いやDMばかりなので、宛名は常に印刷されています。
そして殆どのものはシュレッダーにかけてゴミ箱行きです。

No comments: