September 24, 2010

どうせ足を舐めざるをえないなら

政治はよくわからないですし、まったくもってナショナリストでも何でもないのですが、今回の船長の釈放は、さすがに呆れてものがいえません。
だいたい、とっ捕まえた時点で、理屈の通じないキチガイが噛み付いてくることくらい簡単に予測がつくことなのだから、強気に脅迫されて「はいはい、そんなに怒らず、仲良くしましょーよ」と釈放するなら、最初から逮捕なんかせず「逃げられた」とか適当にナアナアで済ませておいて、双方のプライドを保っておけば良かったのに、と思います。

そもそも、日本の外れのちっこい地裁ごときで取り扱える案件なのか、と。
そして、向こうは首相とか出てきて国を挙げて恫喝してきているのに、なぜちょっかいを出されたこっちの親分は表に立ってガツンと言わないのか、理解に苦しみます。
売られた喧嘩を買うとかそういう次元以前の問題なのに。

もっとも「キチガイをまともに相手にしてはいけない」というのは、国でも人でも同じかもしれません。
ただ今回は、変な前例になってしまうので、いっそうナメられてしまう危険性が相当高く、そのへんが非常に面倒臭そうなのですが、まあ日本の方が「オトナの対応をした」といえなくもないので、とりあえずそういうことにしておいて、頭を切り替えて次の場合の対策を考える方が建設的です。
どのみちマトモな理屈が通じる相手ではないし、何よりもう今回は恫喝に屈してしまったのだし。

しかしまあ、どうせ足を舐めざるをえないなら、中国なんかではなく、今まで通りアメリカの足を舐めてるほうがマシのような気がします。
去年、万博前の上海に行ったのですが、あの超巨大都市は、高層ビルが建ち並び、人口も東京の倍以上だったりしますが、汚い場所はとことん汚くてまるでスラムだし、人口だって半分くらいは戸籍もない連中とガイドさんが言っていたし、今はちょっと金回りが良くて鼻息が荒いかもしれませんが、そんな歪な国の横暴がいつまでもまかり通るほど世界は甘くないと思います。
そして個人的には、よほどのことがない限り、もう二度とあの国へ行く気はさらさらないです。

ただ、自分らのような庶民レベルでヒステリックになっても仕方ないし、それも疲れる話なので、政治は政治が専門の人たちにひとまずちゃんとやってもらって、冷静さは失わないようにした方がいいです。
こういうことに怒って排他的になったり暴れたりしはじめたら、国旗を燃やして騒いだりするどこぞの国の人たちと同じになってしまいます。

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