August 25, 2011

国民的

今、アイドルというと、AKBが人気絶大らしいのですが、「国民的アイドルグループ」みたいに煽られると、途端に個人的には「?」という感じになります。
アンチとか全否定とかそういう意味ではなく、むしろ詳しいことは何も知らないし、あまりテレビを見ない生活なのでAKBを目にする機会すらほとんどなく、せいぜいCMで瞬間的に見るくらいですし、しかしスポーツ新聞や芸能系のニュースサイトなどを見ればその名称と画像はやたら登場するので、こんな自分でも存在だけは知っていて、ちょっと前には選挙がどうのこうのだの、なんだかやたら人気があるらしいとはなんとなく知っているのですが、曲はほとんど聞いたことがないですし、動いているところを見たこともほとんどないです。
大袈裟な表現ではなく、単なる事実として、誰ひとりとして顔と名前がくっつきません。
というか名前も顔もよく知らないので、道ですれ違っても気づかないと思います。

なので、もちろん自分の感覚だけを物差しにするのは危険だし間違ってはいるのですが、それでもAKBに「国民的~」みたいな言葉が付くと、ちょっと違う気がしてしまいます。
たとえば、全盛期のモー娘。の「ラブマシーン」とか「恋愛レボリューション」とかの頃なんかは、それこそ日本中がアホみたいにモー娘。一色でしたし、実際、もういい加減いい大人だった自分のような人間から、もっと年上のおっさんやおばさんたち、そして小さい子供たちまで、ほんとうにみんなに知られていて、いま思うと、あの頃のモー娘。が現状では最期の国民的アイドルだったのではないか、と感じます。
2000年前後の全盛期の曲は、アイドルなんかとは縁の遠い男の自分でも、「恋をして~♪」とか流れてくれば振り付けも思い出せてしまったりしますし、今でも歌えてしまったりします。
ちなみに、どうでもいいことですが、「ザ☆ピ~ス!」は、聴いているだけでなんか元気が出てくるというか、今でも実は密かにかなり好きだったりします。
といっても、べつにモー娘。の熱烈なファンだったわけでは全くないですし、アルバムとかCDは一枚も持っていないですし、現在のメンバーは全然知りません。

ただまあ、あれだけバカ売れしたモー娘。でさえ十年経てば今みたいな感じになりますし、AKBがいつまで「国民的」で売れるのか、ちょっと興味はあります。

しかし先日、所謂「アイドルヲタク」というカテゴリの人々の集団(確実に百人以上は集っていた)と遭遇したのですが、ほんとうになんか独特な雰囲気を持っている人たちばかりで、なんというかその周辺に漂う空気まで異質になっていて、気圧されました。
うまく説明できないのですが、ファッションがどうこうというより、ひとりひとりが身にまとっているムードというオーラというか、そういうものが明らかに特殊でした。
集団として、たとえば昭和の頃の、揃いの法被や特攻服に鉢巻きで武装した「親衛隊」みたいな統一性も無く、みなさん好き勝手な格好で適度に距離を置いて集まりながら地面に座ったりして携帯をいじっていたり、と静かなものだったので、最初は「なんなんだ? あの集団は?」という感じでした。
また、ほんの数人でしたが、その集団の中には女の子や、カップルもいて、もちろん大きなお世話ですがちょっと意外でした。

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