根拠などは全然ないのですが、高齢化って、あんがい今くらいがピークのような気がしてなりません。
何かというとすぐに、何十年か後のこの国は老人ばかりになって……という話になりますが、確かに人口は減りそうなものの、老人はそんなに増えないというか、日本人の平均的な寿命って寧ろ短くなっていくような気がします。
勿論、医学は進歩し続けていくでしょうから、そのぶん病気で死ぬという人は少なくなりそうですが、人間の体力というか生命力というか、そういう面で、いま生きている老人たちは戦前、戦中、戦争直後、といった相当不衛生でグチャグチャな世の中をタフに生き抜いてきている人たちだから、ベースとなっている体力や精神力に、医学の進歩とか、平和で過ごしやすくなった世の中のムードとかがプラスされて、結果として寿命が延びただけで、世の中が、たとえば自分らのように、生まれたときから清潔な環境で育ち、食うものに困ることもなく大人になって……という人間ばかりになったら、そんなに長生きはできないのでは? と思ってしまいます。
なんとなくですが、せいぜい今の60代くらいまでが長生き世代っぽく、それより下になると、じわじわと右肩下がりになっていくような気がします。
単純に、今の八十歳が二十歳だった時より、今の二十歳のほうが、フィジカルもメンタルも弱そうです。
そして、老人たちが生きてきた世界に比べたら、今の世なんておそらく無菌室のようなものではないかと思います。
なので、老人はこの先、それほど机上の計算通りにはたぶん増えていかない気がします。
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