November 10, 2012

概念の崩壊

女優の夏樹陽子さんってかなり好きなタイプなのですが(べつに熟女フェチというわけではありません)、実はもう「還暦」ということで、吃驚してしまいます。
一昔前の「還暦の人」といえば、もう完全に見た目もお爺ちゃんお婆ちゃんで、赤いチャンチャンコとかも勿論全く違和感はなく、「あとは炬燵で蜜柑でも食べてテレビでも観ながらゆっくり過ごしましょう」という感じだったと思うのですが、最近ではすっかりもうそういう概念は崩壊してしまっているように思います。
確かスキンケアのCMだったと思うのですが、歌手のジュディオングさんも、むろん化粧のチカラはあるでしょうが、壮絶な美しさで、ちょっと眼を疑います。

というより、「女優」や「歌手」という一般人とは異質の存在に限らず、そのへんの人でも「還暦」でそこまで老けている人ってあまりいないように感じます。
ふつうのおばちゃんでも、そんなに年寄り臭くはありませんし、おじさんもまだまだ若々しい人が多い印象です。
そう考えてみると、なんだか今は昔よりちょうど一回りくらいズレている感があります。
要するに、今だと72くらいになって漸く昔の60くらいに思えるのです。
つまり、実年齢が60の場合、ヘタすると48くらいに見えてしまう人が少なくない感じなのです。
見た目もそうだし、気持や健康面なんかでも、一回りくらいズレていっている感じを受けます。
だいたい、昔なら80で亡くなれば充分「大往生」だったかもしれませんが、今は90を超えて亡くなって漸く「大往生」という感じで、80ではまだ早い、という印象すら抱きます。

これは、「還暦」とかだけではなく「成人」なんかでも、同じように思えます。
昔の20が、今なら32くらいでも、あまり違和を感じません。
もっとも、人の見た目や雰囲気なんて気持の持ち方や生活態度等で全く変わってしまうので、実年齢と見た目の乖離は、いまに始まったことでもないでしょうが。

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