「恋」と「愛」の場合、どちらかというと、恋よりも愛のほうが重いというか、シリアスというか、図式的に「愛 > 恋」というイメージがあります。
イメージというか、実際に、たぶんそうだと思います。
「恋している」よりも、「愛している」のほうが、深い感じがあります。
しかし、なぜかこの「恋」と「愛」の後ろに「人」という文字をつけると、たちまち意味合いの深度が変化します。
つまり「恋人」と「愛人」の場合、どう考えても「恋人」のほうが健全で、「愛人」はインモラルな雰囲気が濃く、明暗でいうなら、恋人は「明」で愛人は「暗」の存在のように感じられます。
もっとも、人と人との関係性はなかなか一筋縄ではいかないので、必ずしもそうではないかもしれませんが、イメージとして、やはり「愛人」は日陰者っぽいです。
「恋人」は堂々と周囲にアピールできますが、「愛人」は、アピールできるとしてもシチュエーションが限定されそうです。
それにしても、どうして「恋人」と「愛人」で、こんなにイメージが違ってしまうのか、とふと考えてしまいます。
「恋」と「愛」のイメージに則って捉えるなら、「恋人」の格上が「愛人」でもおかしくないのに、とてもそういう雰囲気ではありません。
となると、「恋」をしている相手を「恋人」と呼ぶのはふつうでしょうが、だったら「愛」している相手のことはどう呼ぶことがふさわしいのだろう、という疑問が湧きます。
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